執筆環境/マストドン

執筆環境/マストドン

本を書く仕事をしているときにはキーボードに張り付いています。PDFを作るタイミングで必ず席から立ち上がって、部屋の中を少し歩きまわるように心がけています。ずっと続けて座りっぱなしにならないようにするということです。

坐り心地の良い椅子や腰に負担のかからない椅子は大事とよく聞きますけれど、きっとそれはそうなんですけれど、そもそも坐り心地が良くても、あまり長く続けて座るのは良くないんじゃないかなと思っています。

スタンディングデスクも使ったことあるんですが、それはそれでちょっと辛いというか、立ち仕事になってしまうのでどうかなと思っています。

その話をしたいんじゃなかった。

本を書いているときには、机に向かってキーボードに張り付いているので、たとえばMastodonで長めの文章を書くときには、音声入力が気分的にぴったりです。気分を変えて書く文章なので、ずっとキーボードを使っているというのはあまりしっくりこないんですね。

それはそれでいいんですけれど、自分が使っているマストドンサーバーのユーザインターフェースがいまひとつ好きじゃなくて、もう少しCSSを調整したいなという気持ちがあります。SNSとしてマストドンを使うのではなくて、少し長めの気楽な文章を提示する場所として、マストドンを使うという意味です。

たとえば、まさに、この文章自体がリラックスしたちょっと長めの文章に相当します。実際、これは今朝の散歩をしながら音声入力で書いています。

以前からこうやって入力した文章を、ある種のブログっぽく提示する仕組みは既に作ってあって「結城浩のひとりごと」 mono.hyuki.net というウェブサイトがあります。これはマストドンの中から1つだけ読みものをピックアップして表示するというもので、マストドンから自動的にテキストを持ってきて変換して表示するようにしています。これはなかなかお気に入りのウェブサイトなんですが、現在は1ページだけ変換するようにしています。

ここの部分を、1ページだけではなくて、たとえば最新の投稿10個とか数は何個でもいいんですけど、最近の投稿いくつかパーマリンクもつけて提示するようにするのは楽しいんじゃないかと思っています。

つまりそれは、マストドンをSNSとして使うんじゃなくて、気軽な執筆サイトとして使っているともいえます。

マストドンはそういう風に自分でいろいろ外部プログラムを作るのが大変やりやすくなっています。APIは無料ですし、急な仕様変更もありませんし、そもそも自分でサーバーを立てられますし、ライブラリも揃っています。至れり尽くせりですね。オープンソースとして、メンテナンスや開発をしている方々には深く感謝です。

以前は、マストドンをほんとに自分で立てていたんですが、最近はホスティングをしてくださるサービスHostdonを利用しています。有料サービスですけれど、大変満足しています。

2023-07-14 06:00:20 +0900

この文章は、音声入力を利用して結城浩のマストドンに投稿したものです。

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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki


『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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