父親の思い出話/インターネットのこと

父親の思い出話/インターネットのこと

先ほどふと、今は亡き父親のことを思い出していました。

田舎に住んでいましたけれど、父親は様々なことに根気よく熱心に取り組んでいました。コンピューターをいち早く導入して小さな塾もやっていました。プログラミングやデータ整理なども個人でやっていました。

けれども、インターネットに関してはあまり積極的ではありませんでした。コンピューターウィルスにかかることや、あるいはクレジットカード番号を不正に利用されることなど、かなり過剰に恐れていました。

基本的姿勢としては間違っていませんでしたし、それで何かトラブルが起きたこともありませんでしたけれど、今にして思えばずいぶんもったいないなと思わないではありません。

父親は能力も高く、またITの理解力も高かったので、もしもインターネットにアクセスしていたら、その広い世界で楽しむことができたんじゃないかと思うからです。

新しいものに取り組むというのは怖いものですけれど、トラブルを恐れるあまり、全てをシャットアウトしてしまうと、そこから得られるメリットもなくなってしまうことになります。

難しいものですね。

翻って自分のことを考えてみますと、自分としては新しいものに積極的に取り組んでいきたいと思っていますが、どうしてもそこには、能力的な限界や時間的な限界があるのは確かです。ですから、何らかの意味で見極めが必要なのは確かでしょう。

そんなことをふと思ったので書いておきます。

2023-08-04 05:30:06 +0900

この文章は、音声入力を利用して結城浩のマストドンに投稿したものです。

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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki


『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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