音声入力/考えたことをそのつど残す/バランスも考えて振り返りつつ進む
音声入力/考えたことをそのつど残す/バランスも考えて振り返りつつ進む
#おしゃべりタイム
おはようございます。
2024年3月28日、木曜日の朝です。
これを書いている今は7時30分。朝の散歩の途中です。昨日はガーデンコース(自分で勝手に名付けた名前)を歩きましたが、今日は近くの森に来ています。
今日の天気は曇り。昨日は抜けるような青空でしたが、今日はそれほどじゃないですね。でも風がほとんどないので、まあ散歩には向いてますね。
この森には、ときどき散歩に来ます。森の中にぽかんと広場のように抜けている部分があって、そこをぐるぐると歩き回りながら考えごとをするのが好きなのです。
私の記憶が正しければ、たとえば「結城浩の談話室」の企画を形にしたのもこの広場で歩き回っているときだったと思います。
考えごとをしながら、iPhoneの音声入力を使ってメモをとっていくのです。音声認識と音声入力はほんとに素晴らしい技術ですね。もちろんときどき誤変換はありますけれど、以前に比べてずっと認識精度が上がっています。きっとこれからも進化し続けることになると思います。単語登録等の細かいカスタマイズが簡単にできるといいんですけどね。
考えながら話すときには、いっぺんにまとめて入力するんじゃなくて、ぽつりぽつりと考えを進めながら話していくことになります。音声入力がちゃんとその無言の時間を待ってくれているのがありがたいですね。昔はこのタイムアウトが結構短くて辛かったんですが、最近はそうでもないみたいです。
音声入力の良いところは、目が疲れないことと、それからキーボードに手を置いている時とは違うアイディアが湧いてくるところ。それから、一人で仕事をしていると、どうしても口を動かして考えをまとめたり、話したりする機会が少なくなるので、口を動かす機会としても良いと思います。
以前は歩きながら音声入力したものをそのままリアルタイムで作業ログに送信する仕組みを作っていましたが、最近はそのプログラムが修理中なので、いったんSimplenoteに保存するようにしています。後で多少手直ししてから手動でマストドンなどに書き込んでいます。
驚くことがあります。散歩しながら考えているときには「これはいつも自分が考えている当たり前のこと」だと思ってしゃべっているんですけれど、後から読み返してみると「そういえば、こんなことも考えていたな」と驚くことが多いのです。言い換えると、考えていることのほとんどはすっかり忘れていると言うことですね。
それからこんなふうにも言えます、特定の場所で思いつくことや、特定の場所で考える題材というものがあって、そこから離れると意外にその題材を思い出すのは難しいということです。自分の中では一貫性を持って過ごしているつもりですけれど、自分の考えは、意外に周りの環境に依存しているのかもしれません。
ですから、歩きながらでも何でもいいので、それぞれの場所でそのときどきに思っていることを書き留めると言うのは、意外に大事なんじゃないかなと思っています。
今日の予定をおさらいしておきましょう。今日は木曜日なので、いつもなら、ウェブ連載を書く日ですけれど、今日は今はオフシーズンなので、その作業はありません。その分の時間は、現在書いている「次の本」の準備に向けることになります。
それから木曜日の午後は個人ゼミを行うことになっています。昨日のうちに既にレジュメは送ってあるのですが、実施の前に一読しておく必要があります。これもまた大切な勉強の機会です。
今日の予定は基本的にはそんなところでしょうか。
少し勉強を進めると、さらに学ぶべきことや学びたいことがどんどん加速度的に増えていきますね。やりたいことがたくさんできるのは良いことですけれど、それに埋もれたい溢れたりしてしまうのはよろしくありません。どうせ一日にできることは限られているので、一歩一歩丁寧に進むことにしましょう。
大事なのは、そうやって考えたことや学んだことをちゃんと残しておくことだと思っています。これはさっき言った、いろんな場所で考えたことをそのつど書き留めておくということに通じますね。
それに加えて、何か新しいことを考えるときに、自分がそれに関して以前考えていたことをもう一度振り返るのも大事だと思います。ただ、それに縛られすぎるとどんどん歩みが遅くなってしまうので、バランスを考えながら進みたいところです。
どうしても、まっさらで新しい話題の方が楽しそうに見えるのですけれど、自分の中を一度は通った以前の考えや、以前の学びの記録を振り返るのもまた良いものです。そして、そこにちょっぴり付け加えることで、少ない時間で大きな一歩を踏み出せる可能性もあります。
そのように、以前に学んだことを耕しつつ、「次の本」にしっかりと活かしていこうと思います。十分に大きな根を張って、しっかりした木に育てていきたいものです。
今日の「おしゃべりタイム」はそんなところでしょうかね。
このおしゃべりタイムでは、それこそ構成や文章を意識しないで、そのつど思いついたことをただしゃべっているだけです。それはなかなか楽しいものですね。
ここで話したことは、ほとんど修正なく、誤字脱字を直したくらいで、マストドンに載せたいと思っています。それはそれとして、もうちょっと深く考えたり整えたりしたい文章は適宜抜きだして結城メルマガの題材になったら良いかなと思っていますが、それはまた別の話となりますね。
ここまで15分。やっぱり2000字くらい。
今日のおしゃべりタイムは以上です。
今日は木曜日。いつも喜び、たえず祈り、すべてのことに感謝しつつ一日を過ごしましょう。
それでは行ってらっしゃい!
行ってきます。
#おしゃべりタイム
おはようございます。
2024年3月28日、木曜日の朝です。
これを書いている今は7時30分。朝の散歩の途中です。昨日はガーデンコース(自分で勝手に名付けた名前)を歩きましたが、今日は近くの森に来ています。
今日の天気は曇り。昨日は抜けるような青空でしたが、今日はそれほどじゃないですね。でも風がほとんどないので、まあ散歩には向いてますね。
この森には、ときどき散歩に来ます。森の中にぽかんと広場のように抜けている部分があって、そこをぐるぐると歩き回りながら考えごとをするのが好きなのです。
私の記憶が正しければ、たとえば「結城浩の談話室」の企画を形にしたのもこの広場で歩き回っているときだったと思います。
考えごとをしながら、iPhoneの音声入力を使ってメモをとっていくのです。音声認識と音声入力はほんとに素晴らしい技術ですね。もちろんときどき誤変換はありますけれど、以前に比べてずっと認識精度が上がっています。きっとこれからも進化し続けることになると思います。単語登録等の細かいカスタマイズが簡単にできるといいんですけどね。
考えながら話すときには、いっぺんにまとめて入力するんじゃなくて、ぽつりぽつりと考えを進めながら話していくことになります。音声入力がちゃんとその無言の時間を待ってくれているのがありがたいですね。昔はこのタイムアウトが結構短くて辛かったんですが、最近はそうでもないみたいです。
音声入力の良いところは、目が疲れないことと、それからキーボードに手を置いている時とは違うアイディアが湧いてくるところ。それから、一人で仕事をしていると、どうしても口を動かして考えをまとめたり、話したりする機会が少なくなるので、口を動かす機会としても良いと思います。
以前は歩きながら音声入力したものをそのままリアルタイムで作業ログに送信する仕組みを作っていましたが、最近はそのプログラムが修理中なので、いったんSimplenoteに保存するようにしています。後で多少手直ししてから手動でマストドンなどに書き込んでいます。
驚くことがあります。散歩しながら考えているときには「これはいつも自分が考えている当たり前のこと」だと思ってしゃべっているんですけれど、後から読み返してみると「そういえば、こんなことも考えていたな」と驚くことが多いのです。言い換えると、考えていることのほとんどはすっかり忘れていると言うことですね。
それからこんなふうにも言えます、特定の場所で思いつくことや、特定の場所で考える題材というものがあって、そこから離れると意外にその題材を思い出すのは難しいということです。自分の中では一貫性を持って過ごしているつもりですけれど、自分の考えは、意外に周りの環境に依存しているのかもしれません。
ですから、歩きながらでも何でもいいので、それぞれの場所でそのときどきに思っていることを書き留めると言うのは、意外に大事なんじゃないかなと思っています。
今日の予定をおさらいしておきましょう。今日は木曜日なので、いつもなら、ウェブ連載を書く日ですけれど、今日は今はオフシーズンなので、その作業はありません。その分の時間は、現在書いている「次の本」の準備に向けることになります。
それから木曜日の午後は個人ゼミを行うことになっています。昨日のうちに既にレジュメは送ってあるのですが、実施の前に一読しておく必要があります。これもまた大切な勉強の機会です。
今日の予定は基本的にはそんなところでしょうか。
少し勉強を進めると、さらに学ぶべきことや学びたいことがどんどん加速度的に増えていきますね。やりたいことがたくさんできるのは良いことですけれど、それに埋もれたい溢れたりしてしまうのはよろしくありません。どうせ一日にできることは限られているので、一歩一歩丁寧に進むことにしましょう。
大事なのは、そうやって考えたことや学んだことをちゃんと残しておくことだと思っています。これはさっき言った、いろんな場所で考えたことをそのつど書き留めておくということに通じますね。
それに加えて、何か新しいことを考えるときに、自分がそれに関して以前考えていたことをもう一度振り返るのも大事だと思います。ただ、それに縛られすぎるとどんどん歩みが遅くなってしまうので、バランスを考えながら進みたいところです。
どうしても、まっさらで新しい話題の方が楽しそうに見えるのですけれど、自分の中を一度は通った以前の考えや、以前の学びの記録を振り返るのもまた良いものです。そして、そこにちょっぴり付け加えることで、少ない時間で大きな一歩を踏み出せる可能性もあります。
そのように、以前に学んだことを耕しつつ、「次の本」にしっかりと活かしていこうと思います。十分に大きな根を張って、しっかりした木に育てていきたいものです。
今日の「おしゃべりタイム」はそんなところでしょうかね。
このおしゃべりタイムでは、それこそ構成や文章を意識しないで、そのつど思いついたことをただしゃべっているだけです。それはなかなか楽しいものですね。
ここで話したことは、ほとんど修正なく、誤字脱字を直したくらいで、マストドンに載せたいと思っています。それはそれとして、もうちょっと深く考えたり整えたりしたい文章は適宜抜きだして結城メルマガの題材になったら良いかなと思っていますが、それはまた別の話となりますね。
ここまで15分。やっぱり2000字くらい。
今日のおしゃべりタイムは以上です。
今日は木曜日。いつも喜び、たえず祈り、すべてのことに感謝しつつ一日を過ごしましょう。
それでは行ってらっしゃい!
行ってきます。
この文章は、音声入力を利用して結城浩のマストドンに投稿したものです。