静かに考え、祈る時間

静かに考え、祈る時間

SNSで誰かとやりとりすることや、家族や知り合いと話すこと、映画や読書のメディアをインプットすること、逆に仕事や本の執筆などでアウトプットすること。仕事に限らず、趣味でも構わないけれど、自分から何かを作ること。

そういったやりとりのほかに、一人で静かに考えたり、祈ったりする時間というのは大切じゃないかと思います。もちろん祈りもまた神様との対話ではあるのですけれど。

何か目的があって、映画を見たり、時間を潰すために動画を見たり、習慣でSNSのタイムラインを眺めたり、仕事のために何かを作り出すこと。それらはもちろん悪いことではないんですけれど、それとは別に、何か特定の目的があるわけでもないんだけれど、受け取りもせず、アウトプットもせず、静かに考え、静かに祈るときは必要なのかなと思います。

毎日、眠るときに目を閉じて眠る直前というのは、かなりそれに近いのかもしれません。それは自分にはもう何もできないと思うタイミングといえます。この世の何ともやりとりができない状態です。

2024-06-23 07:48:43 +0900

この文章は、音声入力を利用して結城浩のマストドンに投稿したものです。

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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki


『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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