生成AIに自分の書いたものを読んでもらって勉強する話
生成AIに自分の書いたものを読んでもらって勉強する話
おはようございます。今日の早朝活動では、「次の本」のための勉強をしていました。昨日カフェでテキストを読んでいて考えたことを、LaTeXとして書いていたのです。
少しずつ書き進めた内容を、段落ごとにChatGPTに渡して読んでもらいます。自分の書いた内容が妥当かどうか、間違ったことを言っていないかどうか、などの観点で読んでもらい、その感想をChatGPTから返してもらっています。
読むときの観点は人によって異なると思いますので、そこはプロンプトに反映させる必要があります。人それぞれですね。それはともあれ、私はこのChatGPTとのやりとりを通じて非常に多くのことを学んでいるように感じます。それは単に「ChatGPTから知識を教わる」というよりも「自分の書き方によってChatGPTにどのように伝わったかを教わる」という感覚です。場合によっては「私の書き方はどのような誤解を生むかを教わる」こともあります。
ChatGPTの回答から私が学ぶのは「提示した文章はどのような読者に受け入れられるか」、あるいは「私の文章からどのような読者像が想定されていると読み取れるか」といったことです。
それはとても勉強になります。そこにこそ、書き手としての私が「読者のことをどう考えているか」がにじみ出ていると感じるからです。
昨日もどこかで書きましたし、最近の結城メルマガの話題でもありますが、文章を書く上でChatGPTをどう使うかというのは非常に考える価値のある問題です。
ChatGPTに文章を書かせるのも一つの方法ですが、そうではなく、自分が学び考えるために文章を書き、それをChatGPTに読ませることで、自分が正しい読者像に向けて書けているかを確かめながら進めていくことも、なかなか悪くないと思います。
もちろん、いつもの通り、ChatGPTの言うことを鵜呑みにはできません。明確に間違ったことを言ってくることもありますし、饒舌に語りたがるので、ついその内容を自分の文章に入れたくなる誘惑に負けないようにしなければいけません。
どのタイミングで何を語るかというのは、書き手がしっかりとコントロールする必要があります。ChatGPTが伝えてくる「便利な関連情報」をすべて自分の文章に入れ込んでいたら、たいへんなことになってしまいます。正しいことをすべて書けば、読みやすい文章になるわけではないのです。そこは、しっかりと著者が舵取りをする必要があるでしょう。
ChatGPTを使って自分の勉強の手助けをしてもらうというのは、勉強そのものだけでなく、ChatGPTの使い方に関する知識も増えるという、非常にメタな構造を持っていると私は考えています。この話題もいずれ、来週か再来週のメールマガジンでまとめて書いてみたいですね。実際のところ、最近やっているたくさんの実験は、もうメルマガだけでは追いつかないくらい、いろんな話題を含んでいるのです。
いやあ、楽しい時代ですね。
https://link.hyuki.net/mm/
おはようございます。今日の早朝活動では、「次の本」のための勉強をしていました。昨日カフェでテキストを読んでいて考えたことを、LaTeXとして書いていたのです。
少しずつ書き進めた内容を、段落ごとにChatGPTに渡して読んでもらいます。自分の書いた内容が妥当かどうか、間違ったことを言っていないかどうか、などの観点で読んでもらい、その感想をChatGPTから返してもらっています。
読むときの観点は人によって異なると思いますので、そこはプロンプトに反映させる必要があります。人それぞれですね。それはともあれ、私はこのChatGPTとのやりとりを通じて非常に多くのことを学んでいるように感じます。それは単に「ChatGPTから知識を教わる」というよりも「自分の書き方によってChatGPTにどのように伝わったかを教わる」という感覚です。場合によっては「私の書き方はどのような誤解を生むかを教わる」こともあります。
ChatGPTの回答から私が学ぶのは「提示した文章はどのような読者に受け入れられるか」、あるいは「私の文章からどのような読者像が想定されていると読み取れるか」といったことです。
それはとても勉強になります。そこにこそ、書き手としての私が「読者のことをどう考えているか」がにじみ出ていると感じるからです。
昨日もどこかで書きましたし、最近の結城メルマガの話題でもありますが、文章を書く上でChatGPTをどう使うかというのは非常に考える価値のある問題です。
ChatGPTに文章を書かせるのも一つの方法ですが、そうではなく、自分が学び考えるために文章を書き、それをChatGPTに読ませることで、自分が正しい読者像に向けて書けているかを確かめながら進めていくことも、なかなか悪くないと思います。
もちろん、いつもの通り、ChatGPTの言うことを鵜呑みにはできません。明確に間違ったことを言ってくることもありますし、饒舌に語りたがるので、ついその内容を自分の文章に入れたくなる誘惑に負けないようにしなければいけません。
どのタイミングで何を語るかというのは、書き手がしっかりとコントロールする必要があります。ChatGPTが伝えてくる「便利な関連情報」をすべて自分の文章に入れ込んでいたら、たいへんなことになってしまいます。正しいことをすべて書けば、読みやすい文章になるわけではないのです。そこは、しっかりと著者が舵取りをする必要があるでしょう。
ChatGPTを使って自分の勉強の手助けをしてもらうというのは、勉強そのものだけでなく、ChatGPTの使い方に関する知識も増えるという、非常にメタな構造を持っていると私は考えています。この話題もいずれ、来週か再来週のメールマガジンでまとめて書いてみたいですね。実際のところ、最近やっているたくさんの実験は、もうメルマガだけでは追いつかないくらい、いろんな話題を含んでいるのです。
いやあ、楽しい時代ですね。
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この文章は、音声入力を利用して結城浩のマストドンに投稿したものです。